全部で一人の体

何も考えず仰向けに寝てみます。この時あなたの手のひらの向きは?
脇にゆとりがあり手のひらが天井を向いていれば、本来の人間の形です。でも体の方を向いていたり、あるいは下向きだったり。こういう手の形の皆さん、体調はいかがですか?呼吸はしっかりできていますか?手足の冷えはいかがですか?肩凝り、腰痛などありませんか?消化器系は元気ですか?

手指や腕の状態が全身に影響をあたえます。それはそうです。だって体は全部つながっていますから。アカシャの整体はこの考えにもとずいた整体です。ですから時々お客様が、胃下垂ということで整体にきているのに腕で整体をする、と驚かれます。
人間の体は全部でひとつ、そしてこのひとつのなかには心も精神もみな含まれます。

ストレスと体

今年に入って、どうも体調がいまいち、なんだか疲れやすく、さっぱりしない日々。これはまずい ということで漢方の先生のもとへ行きました。先生の見立てはというと、「ストレス多かったですか?こんなになっちゃてますよ。」といいながらジェスチャーで体の状態を示してくれました。どうやら経絡のバランスが壊れてしまっているようです。ストレスはいわゆる 思い煩う状態のおもいと、憂う状態のうれいの二つ。たしかに思い煩うは思い当るけど、憂うはまったく自分では気づいていませんでした。友人いわく、「気づかないからストレス、気づいたら半分解消したようなもの。」

心と体は一つ、心のありようが、体に反映するという当たり前のことがわが身に起こりました。

変われば変わる!

施術前と施術後で変わる方がいらっしゃいます。
先日のお客様です。駅に着き、当院までの道案内のお電話の御声は、なんというか、面白くない、不機嫌?みたいな声の調子、いらしてからのご様子もブーッとしていらっしゃいます。おそらくご自分では気づかれず、体調の悪さがご様子に反映しているのだと思います。その方が施術後、えっ?こんなにきれいなんだ!と思うくらい、様子が変わるのです。お顔がくすんでいたのが、白くなりました。お顔の表情も穏やかになりました。しゃべり方も感じよくなりました。おそらく身体が ホットしたのではないでしょうか。ただそのホットしたということを、受け入れるかどうかはまた別物ですが。
こういう方もいらっしゃいます。その方はもうコンスタントに通われていらっしゃるのですが、施術前はホントに感じ悪!なのです。来なくていい! と言ってしまいそうです。それが 施術後は穏やかになり、感じ良くなるのです。毎回です。
体の中の不調が、表にもあらわれるのですね。そうですよね。身体の内、外、全部一人の人間ですから。

養生という言葉をご存じですか?

「養生」 という言葉を聞いたことがありますか?
辞書によると「健康に注意し病気にかからず丈夫でいられるようにつとめること。健康を保つこと。摂生。」とあります。
この文章からすると、養生というのは自らが行動して健康を保つことであるように思えます。この自らということが、とても大切なことだと思うのです。アカシャは整体院ですが、ここ数年は専ら胃下垂(内臓下垂)の専門整体のような状況です。初回の施術後、毎日の生活で注意していただきたいことをお伝えしているのですが、これがなかなか・・・・・・。
実際問題、施術だけでは治るのは時間がかかるのです。人にお任せの方は時間と経費がかさむのですよ。そんなにむづかしいことを言っている訳ではありません。昔から言われてきたことがほとんどです。なのに、なぜかやらない人が多いのです。「だまされたと思ってやってみてください。」とまで言っているのに!自分の体は自分で守る。この意識が当たり前になるのはいつなのでしょうか。ぼやいてしまいました。

アトピー性皮膚炎と一致する筋・筋膜の緊張

今日は身長182cm 体重59kgの見るからに胃下垂体型の方が見えた。
「治して欲しい箇所は?」と聞くと、「最近、アトピーなりました。全身の皮膚が赤みを帯び、ピリピリと痛む。特に背中が痛い」とのこと。
線維筋痛症に酷似している。

まず、胃下垂を直して基本の整体を行い、『治る希望と安心』を実感して安心してもらうことにした。

側湾症・顎関節症・胃下垂・胸が薄いなど全身の症状が軽くなり、皮膚のピリピリと痛い感覚も軽くなったと乾燥が述べられた。

今回感じたことは、筋膜の緊張が皮膚の一部を引っ張り、皮膚代謝をストップさせ、皮膚炎を起こしているのではないかと思われます。

元アスリートは筋肉が固い??

60歳代の男性が来院された。
睡眠時無呼吸症と診断され、CPAPを使っているとのこと。
この男性のお話によると、「奥さんの表現によれば『地響きがするようないびき』だそうで、寝る時には別の部屋に布団をズルズルですよ。まさに家庭内別居です。」
「こんな生活がもう一ヶ月続いていますが、治りますか?」

一般に無呼吸症は肥満や鼻詰まり、筋弛緩剤の服用などが原因となることが多いのですが、どれにも当てはまりません。
体型も中肉中背で、腕の筋肉なども格好だけから見ると問題がなさそうです。そこで、胸郭出口症候群を検査する要領で首筋を触って検査すると、飛び上がるほど痛がりました。これで全てがわかりました。

胸の筋肉(膜)に首筋の筋肉(膜)が引っ張られているのです。
「昔、筋肉を使う仕事か運動か何かされました? 特に腕を使った仕事です。」
「はい、徒手体操の選手でした。」
「やっぱり。練習のあと、筋肉のケアーを十分にされなかったとか、思い当たりませんか?」
「学生の頃ですから、一生懸命練習することがいい事だと思ってました。準備体操はしましたが練習後のケアーは記憶がありません。でも40年前ですよ。」
「そうなんです。40年前のコリが下地になってコリにコリをつみ重ねたんですね。」

この男性は最初の整体の日から3日間いびきをかかずに、2回目は6日間いびきをかかずに、そしてもちろんCPAPはなしで眠ることが出来るようになったそうです。

アスリートの皆さん。激しい練習後は必ずストレッチやオイルマッサージなど、筋肉のケアーを十分に行ないましょう。

食道下垂

胃下垂が主訴で一月ほど前にお見えになったSIさん。今日で4回目の整体でした。
当初、160センチの身長で体重は40.3kgと胃下垂と虚弱体質のレベルでは当院でも、大関クラス。電車の乗り降りする人たちを見ていると、めまいをしながら酔ってしまうという、日常生活ができるかどうかのギリギリのレベルでした。
それが、今日は43.2kgと3キロ体重が増え、電車に乗っても酔わなくなったといいますし、胃の位置をチェックして見ると正常位置に揚がったままでありました。
お顔も険しさが抜けて優しい笑顔となり、色々と元気になってきた証しが全身に出ているにも拘わらず、胃下垂が解決すれば普通は最初に解決するはずの『胸焼け』が食後に起き、2時間ぐらい続くという。
今までにない状況での訴えに少々戸惑った。冷静に考えて、『そうか』と思った。「胃は揚がったけれども食道は下がったままだとすると、噴門あたりに胃液が付着するたびに胸焼けがするのではないだろうか。」患者さんの体で申し訳ないが気功を試してみた。
すると、SIさんの表情に笑みがこぼれ、「すごく胃の辺りがスッキリです。」の返事。
今日も新しい技の開発ができました。患者さんに感謝。